忍 野 part3

ニコンF2

昭和55年  桂川ぞいから見た富士山。

真冬の寒い朝、朝焼けの富士山を撮るために多くのカメラマンが三脚を並べています。

氷点下20度の冷気が、カメラと三脚を、霜で真っ白に染めてしまいます。

身も凍る寒さの中、期待に満ちた表情で震えながらじっと待っているカメラマン。

やがて、空がうっすらと明るくなり、富士山がその幽玄な姿を現しはじめた瞬間

カシャ、カシャッ・・・、周りから一斉にシャッターの音が響き渡ります。

もうこの瞬間から寒さなど感じません。熱い血潮が体中からたぎってくるのです。

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この感動の瞬間にアクシデントが良く起こります。

カメラの電池低下による作動不良とメカニカルシャッターの氷結故障です。

極寒地での撮影は要注意ですね